強烈なポップ音と軽快な首振りアクション
相反するアクションを可能にしたジョイントポッパー
目指したのは誰でも簡単に使えて、この一つでポッパーのアクションを完結すること。
今までのポッパーは「ポップ音」と「首振り」、大きくこの2種類に分けられます。通常この2つのアクションは同一形状のポッパーでは両立することが非常に困難で、どうしてもどちらかのアクションがメインになります。この矛盾を解決したのが「MJポップ」です。
テール側のボディにもウェイトを入れることで飛行姿勢を安定させて、さらにセンタージョイントではなく、後方に配置したジョイントをコンマmm単位で調整することで通常のポッパーと変わらず真っ直ぐをキープしたままのロングキャストを可能にしました。またウェイトが入ることでリアボディが一段下に落ちて水中にしっかり入ることで、深いところからパスを引っ張り上げるポッパーの泣き所、フッキング率の悪さを大幅に向上させることに成功しました。
リアのフックアイはテールの先端ではなく、ボディの下側に設置したことでアクションに対するブレーキカが上がり、移動距離を抑えてピンポイントでより長く誘うことが可能です。また最後尾にフックが無いことでキャスト時にリアフックが背中側へ上がりにくい。これにより着水時にアシなどのカバーを拾いにくくなり、カバーギリギリを攻めるときのストレスを軽減しています。
立ち浮き姿勢と深いカップで水深があるところで有効なボコンという深く強い音を出せる。普通はカップが深いと水をつかんでしまうので細かな首振りはしにくくなりますが、ジョイント構造にすることで細かい首振りアクションも実現しました。この首振りアクション時にフラットサイドボディとの相乗効果で弱いアクションでも強烈なフラッシングで高いアピール力を発揮します。
ただしここで問題になるのがジョイントルアーに多いキャスト時にルアーが空中で回りまっすぐに飛ばない現象。これを解決したのがウェイト搭載の後方ジョイントです。今まで出来なかった大きなポップ音でバスを呼び、首振りエスケープアクションでバイトさせる。矛盾する2つのアクションを可能にした唯一無二のポッパーそれが「MJポップ」です。
●Type:フローティング
●Length:70mm
●Weight:9.2g
カラーチャート
![]() #89 フラッシュアユ |
![]() #382 アマガエル |
![]() #701 ブラックレイブン |
![]() #815 ストロングチャート |
![]() #1028 シルバーシャッド |
![]() #1029 フラッシュシャッド |